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2013
12.24

うにゅほとの生活759

2013年12月24日(火)

クリスマスと言えば、寿司である。
我が家では祝い事があるたびなんやかやと寿司を食べる。
当然、ケーキも食べる。
和洋折衷である。
「おー、××も上手くなったなあ」
「うん!」
うにゅほの握った寿司を眺めながら、感慨に耽る。
昔は、シャリが小さめのおむすびくらいあったものだ。※1
いざ夕食という段になって、
「──あれ、シャンパンは?」
パーティの始まりを告げる号砲がないことに気がついた。
「ごめん、買い忘れた」
母親がそう答える。
「じゃあ、俺ちょっと買ってこようか」
「お願い」
よっこらと腰を上げると、うにゅほもならって立ち上がった。
言葉を交わさなくとも、当たり前のようについてきてくれる女の子がいる。
それはきっと、得がたいものなのだろう。
近所のリカーショップへと足を運び、適当なシャンパンをカゴに入れた。
「これ、おいしいかな」
「飲んじゃ駄目だぞ」
「なめる」
「舐めるだけだぞ」
味を確かめるだけなら飲酒にはならないだろう。
「あ、チューハイ買っていい?」
「えー……」
「シャンパン飲むんだし」
「じゃあ、にほんだけ」
「よしよし」
はちみつレモンサワーをカゴに入れ、会計を済ませた。
レジ袋を助手席のうにゅほに預け、車のエンジンをかけたとき、
「──……あの」
うにゅほが遠慮がちに口を開いた。
「どした?」
「……つたや」
「TSUTAYA?」
「つたや、いかないの?」
「──……あ……」
思い当たることがあった。
「そうか、そうだな。クリスマス・イヴだもんな」
「うん」
毎年、クリスマス・イヴにふたりきりで見る映画がある。
銀河鉄道の夜。
危うく忘れるところだった。
「──……まだー?」
「もうちょっと待って……」
ささやかなパーティを終え、膨れた腹を撫でながらのんびりしたのち、こうして日記を書いている。
書き終えたら一緒に見る約束なのだ。
うにゅほをこれ以上待たせても悪いので、本日の日記はここまで。

※1 2011年12月23日(金)参照
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