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2013
08.13

うにゅほとの生活626

2013年8月13日(火)

定期通院の帰り、うにゅほがスーパーマーケットに寄りたいと言った。
快諾し、帰途にあるフードDに車を停めた。
「ちょうどよかった、ペプシ補充しなきゃって思ってたんだ」
忘れるところだった、というか、忘れていた。
「ダン箱であればいいけど──……ま、ないだろうな」
「あれ、なんほんはいってるの?」
「8本かな」
「そんなに」
「みんな飲んでるだろ! 俺が一番飲んでるけど……」
夏場はどうしても消費量が増える。
「──で、××はなにが欲しかったんだ?」
「うーん……」
うにゅほが小首をかしげる。
「なにがいいのかな」
「神ならぬ身には与り知らぬわけですが」
「?」
うにゅほにわからないことを俺が知るはずもない。
しばし店内を徘徊し、
「これかなあ」
うにゅほがある商品を手に取った。
「なにそれ、カップ麺?」
「スープでり」
「でり?」
陳列棚にあった同じ商品に視線を向ける。
「ああ、スープパスタか」
いかにも女子の好きそうなあれである。
「食べたいの?」
「うん?」
うにゅほが首を横に振る。
「たべるの」
「食べる?」
「◯◯が、たべたらいいとおもって」
「……なんで?」
「だって、◯◯──……」
ここで、うにゅほによる説明を要約させていただこう。
睡眠障害の気のある俺は、早朝に目を覚ましては空腹に苛まれ、半覚醒状態のまま朝食をとってしまう悪癖がある。
問題は、寝ボケているので食べ過ぎてしまうということだ。
しかも空腹が満たされると自動的に眠りについてしまうので、太りやすい食生活にも当てはまる。
「──◯◯、おきて、いつもあーってなってるから」
「なってますね、はい……」
痛み入ります。
「ふとんないのかっとけば、それたべるから、いいんじゃないかとおもった」
「おお……」
いいアイディアかもしれない。
決まった朝食がないから胃を押さえたまま台所を探しまわるのであって、用意されていればそちらを優先するだろう。
「──……よっし!」
スープパスタの容器を、買い物カゴにざらざらと入れた。
「え、そんなにかうの?」
「××のアイディアを信じてみましょう」
うにゅほの頭にぽんと手を乗せる。
「ありがとな」
「まだわかんないけど……」
「まあ、たぶん効果あるだろ」
このスープパスタが舌に合えば、だけど。
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コメント
朝が弱いと大変ですよねぇ
カップめんdot 2013.08.14 00:22 | 編集
昔はそうでもなかったんですけどね
八白dot 2013.08.14 02:47 | 編集
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