2013
06.23

うにゅほとの生活575

2013年6月23日(日)

晴れていたので、布団を干した。
自室がベランダに面していると、手間が掛からなくてよい。
「……ふー、できた」
うにゅほが汗を拭う仕草をする。
「天気がいいから、ふかふかになるよ」
「いいねー」
「敷き布団、ちょっと潰れてるからな」
「ひさしぶりだもんね」
布団を干す手間と布団を干す頻度は相関関係にない。
「ちょっと出かけるか」
「うん」
「どこ行くと思う?」
「うーん……」
バイクを適当に乗り回し、遅い昼食を食べたあと、二時間ほどで帰宅した。
「ふとん、ほされてるかな」
「干され……」
なにか違う。
「干されてるじゃなくて、干し、干せ……」
「ほせ?」
「干せてる?」
「ほせてる?」
正しい言葉遣いがよくわからない。
「わー」
うにゅほが敷き布団をぽすぽす叩く。
「ふかふか?」
「ふかふか……では、ない」
元が元だから仕方ない。
「ほら、掛け布団は新しいからふっかふかだぞー」
「ふかふか!」
掛け布団がぼふぼふと音を立てる。
「こっちしきぶとんにしたい」
「敷き布団を掛けるのか?」
「たんぜんある」
「柔らかすぎて、すのこが痛いと思うぞ」
「そっかー」
あきらめてくれた。
「でもせっかくだから、掛け布団をふたつ敷いて、ちょっと横になってみるか」
「いいねー」
自室内寝室スペースにある2m×2m程度の持て余し気味の空間に、掛け布団を並べる。
「ふかふかー!」
ごろん。
掛け布団の上に、うにゅほが勢いよく転がった。
「いたい!」
「それはそうだろうな……」
筋斗雲のような感触を想像していたらしい。
「あ、でも、ふかふか」
「どれ」
うにゅほの隣で横になる。
「あー、いいな……」
「いいねー」
いい香りがする。
ダニの死骸の匂いではないらしい。
「あー……」
眠りに落ちることはなかったが、しばらくふたりで天井を眺めていた。
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