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2019
12.12

うにゅほとの生活2925

2019年12月12日(木)

「ふふ、くふふ……」
小さな笑い声に、ふと目を覚ます。
夢を見ていた気がする。
だが、その記憶は、あっと言う間に手のひらからこぼれ、思い出せなくなってしまった。
「あー……」
目元を拭いながら上体を起こし、くすくす笑っているうにゅほに尋ねる。
「……××、なに笑ってんの……?」
「あ、ごめん。おこしちゃった……」
「それはいいけど……」
昼寝している方が悪い。
「うと、◯◯ね、ねごといってたの」
「寝言」
「それがね、ふふっ」
「そんなに面白かったのか……」
「うん」
思わず背筋が伸びる。
妙なことを口走ってはいないだろうな。
「えーと、俺、なんて言ってました……?」
「ねてるのにね、ねむーい、ねむーいっていってたの」
「……寝てるのに?」
「おもしろい」
「たしかに」
うにゅほがそんな寝言を漏らしていたら、俺でも思わず吹き出してしまうだろう。
「◯◯、ねむいゆめみてたの?」
「覚えてない……」
「そか」
ふと、疑問に思う。
「俺、そんなに寝言言ってる?」
「たまに」
「たまに……」
「まえ、いたい、いたいっていうから、どこいたいのってきいたら、かたっていってた」
「会話まで」
「おきたとき、かたいたいのってきいたら、いたくないよって」
「あー……」
いつだったか忘れたが、起床した際にそんな質問をされた記憶がある。
「寝言、怖いなあ。変なこと言ってそうだ……」
「くふ」
「……今なんで笑ったの?」
「ひみつ」
「なんか言ってました……?」
「ひみつー」
その様子があまりに楽しそうで、根掘り葉掘り聞けない俺だった。
何を口走ったのやら。
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