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2019
09.13

うにゅほとの生活2834

2019年9月12日(木)

「──げほッ! けほ、げェほッ!」
体をくの字に曲げ、思いきり咳き込む。
「ゔー……」
風邪を引いたのだった。
「◯◯、だいじょぶ?」
「あんまり大丈夫じゃない……」
今回は喉風邪だ。
熱は37℃前後で寒気はなく、くしゃみや鼻水も見られない。
「ほら、かぜぐすりのんで」
「はい……」
水の入ったグラスを受け取り、カプセルを飲み下す。
「のんだら、マスクして、ねましょうね」
「はい……」
うにゅほに手を引かれ、ベッドに戻る。
子供に戻ったかのようだ。
「……けほ、げほッ!」
激しい咳が、喉を焼く。
風邪薬を飲んだからと言って、すぐさま咳が止まるわけではない。
「汗かいた、気持ち悪い、シャワー浴びたい……」
「かぜのとき、おふろだめだよ」
「そう、こほッ、そうだけど……」
布団に篭もっていなければ、体が冷えてしまう。
布団に篭もっていれば、自らの発する熱で蒸してしまう。
冷えるよりはましだから布団に篭もるのだが、汗ばかりは止められない。
風邪とは難儀なものである。
「……じゃあ、せめて、あれ使いたい」
「あれ?」
「旅行用に買ったボディシート……」
「からだふくやつ?」
「そう」
「あれならいいかなあ……」
「じゃ、取って。バッグに入ってるから」
「うん」
うにゅほが、旅行用のサブバッグの中から、ボディシートの袋を取り出す。
「はい、ぬいで」
「……××が拭くの?」
「うん」
「じゃ、上半身だけお願い……」
「わかった」
汗ばんだ部分をボディシートで拭くと、だいぶすっきりした。
シャワーを浴びた直後ほどの爽快感はないが、何もしないよりずっといい。
「明日、けほッ、病院行く……」
「そうしましょう」
季節の変わり目は風邪を引きやすい。
読者諸兄も気をつけてほしい。
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