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2019
07.15

うにゅほとの生活2777

2019年7月15日(月)

「あぢー……」
パタパタと襟元を開閉し、シャツの内側に空気を送り込む。
「むしむしするねえ……」
「湿度、どのくらい?」
「うーと」
うにゅほが温湿度計を覗き込む。
「ろくじゅういっぱーせんと、だって」
「気温は?」
「にじゅうきゅうど」
「なるほど……」
顎先に指を当て、神妙に頷く。
「なにかわかる?」
「暑いってことがわかる」
「わたしもわかる……」
アホの会話である。
「しかし、夏ってより梅雨っぽい感じあるな」
「つゆ、こんなかんじなのかな」
「たぶん、もっとすごい」
「もっと……」
「湿度100%のときがあるとか聞いた」
「ひゃく!」
うにゅほが目をまるくする。
「ひゃくぱーせんとって、どういうこと……?」
「湿度100%っていうのは、空気がそれ以上水分を含めない状態を指す」
「すいぶんを」
「空気が水分を含める量は、気温が高ければ高いほど多くなる。だから、気温が高いのに湿度も高いときは、めっちゃ蒸してるってことだ」
「だから、きょう、むしむしするんだね」
「たぶん……」
「たぶんなの?」
「だって、俺、本州の梅雨って体験したことないもん。単に知識として持ってるだけだから」
「◯◯もないんだ……」
「わざわざ好き好んで梅雨の時期に旅行しないしな」
六月、祝日ないし。
「ほんしゅう、たいへんだね」
「どこだって一長一短あるよ。東京とか、雪積もらないわけだし」
「ゆきかきできないねえ……」
「それを一短だと思うのは××だけだぞ」
「?」
うにゅほが小首をかしげる。
雪が好きで、雪かきも好きなうにゅほは、北海道という土地が肌に合っているのだろう。
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