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2018
10.14

うにゅほとの生活2504

2018年10月14日(日)

パワーボールというトレーニング器具を購入した。
「……?」
俺の手に握り込まれたパワーボールを、うにゅほが不思議そうに覗き込む。
「これなに?」
「パワーボール」
「ぱわーぼーる」
「これを使って、前腕部の筋肉を鍛えるのだ」
「……にぎにぎするの?」
「にぎにぎしない」
「どうやるの?」
「見てな」
野球のボールより一回り小さいそれの内部には、更に小さいボールが内蔵されている。
一部露出した内部のボールを、両手の親指を使って矢印の方向にしばらく回し、指を離す。
すると、

ぶいー……

「──まわった!」
内部のボールが回転を始めた。
「そうしたら、手首を使ってパワーボール自体を回転させて──」

ブウゥ──────ン……

内部のボールの回転に合わせて手首を動かすことで、回転数が徐々に上がっていく。
回転数の上昇は、高くなっていく音でも判断することができる。
「おー……」
「とまあ、こんな感じ」
「……?」
うにゅほが小首をかしげる。
「なんで、うで、きたえれるの?」
「回転数が上がると負荷が上がって──まあいいや。やってみればわかるよ」
パワーボールをうにゅほに手渡す。
「矢印の方向にボールを回して」
「うん」
「止まるまで回して」
「んッ、んッ!」
「回したら、指を離す」

ぶいー……

「まわった!」
「中のボールが回ったら、パワーボールを握り込んで、手首を使って回す」
「んッ! んにッ!」
「──…………」
「んいッ! いッ!」
内部のボールの回転が止まる。
「まわらない……」
「手首、回ってなかったぞ」
「!」
「上下にしか動いてなかった」
「もっかい」
何度やっても回らない。
「つかれた……」
「……まあ、うん」
不器用だなあ、とは言わないでおこう。
「あ、つかれたから、きんにくつくかも」
「そういう道具じゃないです」
「そか……」
まあ、前腕部ムキムキのうにゅほなんて見たくないから、これでよかったと思うことにしよう。
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