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2018
10.11

うにゅほとの生活2501

2018年10月11日(木)

「お、おう……」
腹部を強く押さえながら、前傾姿勢で耐える。
「腹が、腹がぐるんぐるん言いよる……」
「だいじょぶ……?」
「……まあ、大丈夫」
「だいじょぶじゃなさそう……」
「完全に下ってますね、これは……」
「といれは?」
「弟が入ってた……」
「いっかいの、といれ」
「いや、ノックしたら、すぐ出るって言うから」
「そか……」
便意は強いが、一刻を争うほどではない。
「なんか、わるいものたべた?」
「皆と一緒のものしか食べてないし、そもそもダイエット中だから量も控えてる……」
「そだよね……」
「うッ」
ぐるぐる。
胃腸が蠕動している。
「やっぱし、いっかいのといれ──」
うにゅほがそう言い掛けたとき、二階のトイレから水を流す音がした。
「行ってきます……!」
「いってらっしゃい」
俺は、うにゅほに敬礼すると、小走りでトイレに駆け込んだ。

しばしののち、
「ふー……」
スッキリ。
洗面所で手を洗っていると、階下からうにゅほが現れた。
「はい、あかだま」
常備薬の、赤玉はら薬だ。
「ありがとな」
うにゅほの頭を撫でようとして、やめる。
ちゃんと手を洗ったとは言え、トイレから出たばかりだ。
「へんなのたべてないなら、おなかだしてねてたのかなあ……」
「可能性はある」
「おなかなでる?」
「お願いします」
どうにも腹の調子が悪い一日だった。
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