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2018
09.22

うにゅほとの生活2482

2018年9月22日(土)

「……寒い」
室内にいるにも関わらず、妙に冷える。
「そろそろ甚平もお役御免かな」
「──…………」
うにゅほが本棚の下段を覗き込む。
「やっぱし……」
「何が、やっぱしなんだ?」
「◯◯ね、ねてるとき、せきしてたの」
「そうなの?」
まったく記憶にない。
「でね、いま、にじゅうろくどある」
「……寒くないな」
「かぜ、ひきはじめかも」
「風邪の匂いは?」
「ねてるときかいだけど、まだしない」
「そっか」
うにゅほは、俺の体調を、匂いで判別することができる。
「あったかくして、あんせいにしましょう」
「寝たほうがいい?」
「ひきはじめだから、いまねたら、よるねれなくなるとおもう」
「たしかに」
「まってね、くつしただす」
「ありがとう」
うにゅほが持ってきてくれた冬用の靴下を履いて、チェアに腰を落ち着ける。
「ふー……」
「で、わたしだっこして」
「はいはい」
膝の上に座ったうにゅほを、背中から抱き締める。
「あったかい?」
「あったかいです」
「よし」
自身の体を湯たんぽとして取り扱う。
なんというか、この上もなくうにゅほらしい。
「かぜのにおいしてきたら、よこになろうね」
「しないように頑張る」
「そか」
考えてみれば、季節の変わり目だものな。
悪化しないように気をつけよう。
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