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2018
08.14

うにゅほとの生活2444

2018年8月14日(火)

今日は、父方の墓参りだった。
朝六時起床、六時半出発で、三時間かけて菩提寺へ。
懇意にしているメロン農家でメロンをたらふく食わされたあと、両親の友人宅へ挨拶回りを行った。
最後に焼肉を食べて帰途についたのだが、
「──……すう」
ランクルの後部座席で、俺の膝を枕にうにゅほが寝入ってしまった。
終始楽しそうにしていたのだが、さすがに体力が尽きたらしい。
「ごめんな、父さん。帰り俺が運転するはずだったのに……」
「気にすんな。ちゃめ起こすわけにも行かねえし」※1
「そうそう」
父親の言葉に、母親が頷く。
「それにしても、意地でも(弟)には寄り掛からねえんだな」
「うッ」
うにゅほを挟んで反対側の弟が、痛いところを突かれたという顔をする。
「……俺が××に嫌われてるみたいな言い方やめてくんない?」
「違うのか」
「違うって! ……違うよね?」
同意を求められた。
「俺とお前だから俺に寄り掛かってるのであって、お前と知らん人だったらお前に寄り掛かってるよ」
「知らん人と比べられても……」
そりゃそうか。
「おう、◯◯。俺と(弟)だったら、どっちに来ると思う?」
「父さんと弟か……」
難しい問題だ。
「……父さんと母さんだったら、母さんに行くと思う」
「あら嬉しい」
「弟と母さんでも、母さんかな」
「××、母さんにも懐いてるもんね」
「で、俺と(弟)なら?」
「うーん……」
しばし黙考し、
「……そもそも、寝ないんじゃない?」
「──…………」
「──……」
ずうん。
父親と弟がふたり揃って落ち込むSEが、どこかから聞こえた気がした。
「いや、実際のところはわからんからね。ただの予想だから……」
弁解の言葉が、虚しく車内に響く。
真実を握る少女は、気持ちよさそうに夢の中。
そんなこんなで今年の墓参りは終わりを告げたのだった。
疲れた。

※1 父親はうにゅほのことを「ちゃめ」と呼ぶ。
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