2018
06.13

うにゅほとの生活2382

2018年6月13日(水)

「んが……」
上顎が痛い。
その上、なんだか体がだるい。
そのことをうにゅほに伝えると、
「──……んー」
ぎゅ。
すんすん。
正面から俺に抱き着き、胸元で鼻を鳴らし始めた。
「かぜのにおい、すこしする」
「するか……」
うにゅほは、俺の体調を、匂いで判別することができる。
原理こそわからないものの、的中率は非常に高い。
「寒かったり暑かったり、暑かったり寒かったり、そら風邪も引くよなあ……」
「そだねえ」
「××は大丈夫?」
「うん、わたしはだいじょぶ」
「伝染さないように、マスクをしておきましょう」
「おねがいします」
サージカルマスクを装着し、ベッドに横たわる。
「仕事来たら、教えて……」
「わかった」
夏用の布団にくるまり、膝を抱える。
すこし寒い。
羽毛布団を仕舞うべきではなかったかもしれない。
でも、このあいだまで、最高気温が30℃もあったしなあ。
そんなことをぼんやり考えていると、いつの間にか意識を手放していた。

「──…………」
むくり。
壁掛け時計を確認すると、午後二時過ぎだった。
三時間ほど眠っていたらしい。
「あ、おはよー」
「……おはよう。すこし腹減ったかも」
「ごはんたべる?」
「なんか、つまむ程度でいいや」
「もなかあるけど……」
「──…………」
無意識に嫌な顔をしていたらしく、うにゅほが苦笑混じりに続けた。
「ちがうのさがすね」
「お願いします……」
最中は、しばらく見たくない。
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