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2018
05.29

うにゅほとの生活2367

2018年5月29日(火)

「……んー」
目蓋を強く閉じ、薄く見開く。
目が痛い、ような。
目薬でもさそうかと眼鏡を外し、デスクの上にあるはずの容器を手探りで探し始める。
だが、一向に見つからない。
仕方がないので眼鏡を掛け直すと、こちらをじーと見つめるうにゅほと目が合った。
「──…………」
「──……」
恥ずかしいところを目撃されてしまった。
「……なんか、こう、癖なんだよな」
「くせ?」
「眼鏡を外してから、目薬探すの……」
「あ、めぐすりさがしてたの」
「……はい」
「なにしてるのかなって」
まあ、眼鏡外してごそごそしてたら、何事かと思うよな。
改めて目視で探すと、目薬の容器はあっという間に見つかった。
「……目って、大切だな」
「そだねえ」
「××も、視力下がらないように気をつけないとな」
「うん」
素直に頷いたあと、うにゅほが俺に尋ねる。
「◯◯、なんで、めーわるいの?」
「子供のとき、本ばっか読んでたからかな」
「ほんばっか……」
うにゅほが手元に視線を落とす。
漫画。
「……よまないほう、いい?」
「暗いところで読んだりしない限り、大丈夫じゃないかな」
「◯◯、くらいところでよんでたの?」
「覚えてないけど、起きてるときはずっと読んでたらしいから」
「そなんだ……」
変わった子供だった、らしい。
「わたしも、めぐすりさそうかな」
「俺がさそうか?」
「おねがいします……」
目を酷使したら、ちゃんと休ませる。
当たり前だが、大切なことである。
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