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2018
05.16

うにゅほとの生活2354

2018年5月16日(水)

キッチンの冷蔵庫でチューハイを発見した。
銘柄は、既に缶を潰してしまったので、よくわからない。
アルコール度数は高かったように記憶している。
「◯◯、よっぱらった?」
「ほろ酔い」
「ほろよいって、どんなかんじ?」
「××、間違って、俺のお酒飲んだことあったじゃん」※1
「そだっけ……」
覚えていないらしい。
「そうだなあ」
右手をぐーぱーさせながら、全身の感覚を言語化していく。
「まず、頭がすこし重い。ふらふらする」
「ふらふら」
「視覚や聴覚が鈍くなって、世界が遠くなる。現実感が薄くなる感じ」
「げんじつかんが……」
「あとは、若干火照るくらいかな」
「へえー」
うにゅほが、うんうんと頷く。
「なんか、あんましだね」
「そうか?」
「うん」
「酔っ払ったときの××、すげー楽しそうだったけど」
「おぼえてない……」
「覚えてなくていいよ、うん」
あのときのうにゅほ、厄介この上なかったし。
「──…………」
じ。
うにゅほが、飲みかけの缶チューハイを見つめる。
「ダメだぞ」
「うん」
「次の日、二日酔いで死にかけたんだから」
「──あっ」
「思い出した?」
「おもいだした……」
うにゅほの顔が青く染まる。
「おさけはだめだ……」
「そうそう。お酒なんて、飲まないに越したことはない」
そう言いつつ、缶チューハイをあおる。
「◯◯はいいの?」
「一本か二本程度なら、大丈夫」
「そか……」
「ところで××さん」
「はい?」
「嗅がせろー!」
「ひや!」
うにゅほを抱き寄せて、その首筋に鼻を埋める。
笑い上戸、泣き上戸、種々様々な上戸があるが、俺は嗅ぎ上戸なのかもしれない。
ただし、うにゅほの匂いに限る。

※1 2015年4月2日(木)参照
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