2018
05.12

うにゅほとの生活2350

2018年5月12日(土)

「晴れた!」
「はれた!」
「暖かい!」
「あったかい!」
「絶好のバイク日和だ!」
「だ!」
「いえー」
「いえー」
うにゅほとハイタッチを交わす。
「いつもの喫茶店行って、スフレパンケーキ食べるか。考えごと、まとめておきたいし」
「うん!」
「ちょっと待って、キュウリ食ってくる」
「たいへんだねえ……」
だが、自分で決めたことだ。
河童のようにキュウリを貪り食ったのち、久方ぶりにバイクに跨った。
俺の腰にぎゅうと抱き着いたうにゅほを労るように、ゆっくりとアクセルを回していく。
「わあ……!」
二速、三速、四速、五速。
景色が左右に流れていく。
「きもちいねー!」
「そうだなー」
条件さえ整えば、バイクほど爽快な乗り物もそうあるまい。
本当のバイク好きは、冬であろうと悪天候であろうと構わず乗り回すのだろうが、そこまで行くと理解できない。
片道三十分ほどかけて、行きつけの喫茶店へと辿り着く。
いつものように注文を済ませ、さっそくとばかりにカバンからポメラを取り出した。
「ほら、iPhone。イヤホンも」
「ありがと」
「最近、なんの動画見てるんだ?」
「うーとね、まいんくらふとのやつ」
「よゐこの面白かったもんな」
「うん」
時折追加注文をしつつ、頭の中身をポメラに出力していく。
曖昧だったアイディアが、言語という形を得て、広がり、そして、まとまり始める。
「ふー……」
コーヒーカップの底に溜まったグラニュー糖を噛み潰し、小さく伸びをする。
あっと言う間に二時間が経過していた。
「かんがえごと、できた?」
「ああ」
「きっさてん、もっとちかくにあればいいのにねえ」
「わかる」
太りそうだけれど。
バイクの初乗りもできたし、喫茶店にも行けたし、なかなか有意義な一日だった。
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