FC2ブログ
2012
04.28

うにゅほとの生活156

2012年4月28日(土)

本の返却期限が過ぎていたことに気づき、慌てて図書館へ行った。
ゴールデンウィークに突入したせいか、館内はそこそこ混んでいた。
新たに数冊ほど見繕ったところで、ふと思いついた。
せっかく活字に目覚めたのだ。
うにゅほもなにか借りてみてはどうだろう。
俺がそう進言すると、うにゅほは
「マジック・ツリーハウスがいい」
と答えた。
フリースクールにあった児童書だが、途中までしか読めていないらしい。
なるほど、それはいけない。
俺はうにゅほと児童書を探す旅に出ることにした。
館内は狭いようで広い。
足を踏み入れたことのない区画の、あまりの多さに瞠目する。
俺は小説か学術書しか読まないのだから、考えてみれば当然のことなのだけれど。
児童書のコーナーはすぐに見つかったが、品揃えはいまいちだった。
その頃には目的が探検にシフトしていたので、さほど気を落とすこともなかった。
宝の山を見つけたのは、それからすぐのことである。
二階の最奥。
文化系中二病の高校生がキャスター付きの踏み台に腰掛けて三島由紀夫でも読んでいそうな一角に、それはあった。
数架の書棚にびっしりと並ぶ児童書の群れである。
古い作品はこちらに収められているようだ。
「わあ……」
うにゅほが感嘆の声を上げる。
残念ながらマジック・ツリーハウスは見当たらなかったが、懐かしのズッコケ三人組までずらりと揃っている。
江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズがあったので薦めてみたが、
「絵がこわい」
と拒否されてしまった。
結局、なにを読んでいいか決められないとのことで、本を借りるのは次回に持ち越しとなった。
選択肢が多いと選べなくなるのは、普遍的な心理である。
マジック・ツリーハウスは古本屋で探そうと約束し、帰宅した。
そして今、日記を書きながら思い出したことがある。
検索用端末の存在だ。
ひと通り探検したあとに使おうと思っていて、完全に忘れていた。
次行ったとき、改めて検索してみよう。
見逃したのかもしれないし、貸出中だったのかもしれない。
けっこう人気のあるシリーズらしいから。
スポンサーサイト




トラックバックURL
http://neargarden.blog68.fc2.com/tb.php/256-d69a90ed
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top