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2012
04.21

うにゅほとの生活149

2012年4月21日(土)

我が家の洗面所に、木製の身長計が提がっている。
二十年以上ものあいだ、インテリアとして壁を飾り続けてきたものだ。
かつての幼児は育ちきり、身長計の上限などとうに突き抜けてしまった。
今日の午後、うにゅほがその身長計に背中を預けていた。
「◯◯、なんセンチ?」
近寄って確認する。
久方ぶりに脚光を浴びたかに思えた身長計だが、目盛りが足りていなかった。
元々子供用のもので、150センチまでしか計測できない。
それに、二十年もぶら下がっているのだ。
今でも正確さを保っているとするのは、いささか盲信が過ぎるだろう。
俺は、メジャーを取り出した。
手段は置くとして、これならば5mの巨人だって測ることができる。
メジャーの端を爪先で踏みつけ、壁に沿って伸ばした。
152センチ、前後。
だいたいこんなものか、という数値である。
うにゅほに伝えると、
「……ほー」
という、なんとも微妙な反応だった。
知りたかったんじゃなかったのか。
その後、案の定うにゅほが俺の身長を測りたがった。
俺の真似をして、メジャーを伸ばす。
必死に手を伸ばし、なんとか頭まで届いたようだった。
「何センチ?」
自分の身長くらい、知っているけれど。
「……わかんない」
壁に密着し過ぎて、メジャーの数値がよく見えないらしい。
結局、横になった状態で測ることになった。
しかも結果が、
「187!」
誤差にしておよそ10センチ。
メジャーが、確実に途中で曲がっている。
ちゃんと訂正したが、うにゅほはいまいち納得していないようだった。
今度、目の前でしっかりと測定してやる。
病院とかで。
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