FC2ブログ
2018
02.01

うにゅほとの生活2251

2018年2月1日(木)

風呂上がり、寒い廊下を抜けて自室へと舞い戻る。
「××、風呂空いたよ」
「はーい」
読んでいた漫画に愛用のブックマーカーを挟み、うにゅほが顔を上げる。
そして、
「あ──」
俺の顔を指差した。
「◯◯、ちーでてる……」
「血?」
両頬に触れる。
「ちがくて」
ティッシュを一枚抜き取ったうにゅほが、俺の唇に手を触れた。
「いて」
「ごめんね」
唇を拭ったティッシュには、そこそこの量の血液が付着していた。
「◯◯、ひげそるの、へたっぴい」
「ほんとな……」
視力がすこぶる悪いため、鏡を見ながらヒゲを剃ることができない。
剃るたびに流血するわ、剃り残しも多いわとなれば、"へたっぴい"のそしりを受けるのも仕方のないことであろう。
「オロナインぬるね」
「はい」
ぬりぬり。
うにゅほの細い指先が、俺の唇を撫でていく。
いささか官能的である。
「はい」
「ありがとな」
「きーつけてね」
「気をつけたいんだけどな……」
気をつけてどうにかなる問題なら、既に解決しているはずだ。
何かしらのブレイクスルーが必要だった。
「フェイスシェーバー、どこやったかな」
「かおそるやつ?」
「産毛しか剃れないけど、ないよりいいかなって」
「そだねえ」
革命的なヒゲ剃りの開発が待たれる。
スポンサーサイト

トラックバックURL
http://neargarden.blog68.fc2.com/tb.php/2479-d663d90c
トラックバック
コメント
突然の訪問、失礼いたします。
私はこちら⇒b--n.net
でブログをやっているさくらといいます。
色々なブログをみて勉強させていただいています。
もしよろしかったら相互リンクをお願いできないでしょうか?
「やってもいいよ」という方はコメントを返してくだされば、
私もリンクさせていただきます。
よろしくお願いします^^
さくらdot 2018.02.01 23:14 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top