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2018
01.26

うにゅほとの生活2244

2018年1月25日(木)

「──……寒い!」
「さむいー……」
両手を擦り合わせながら、呟く。
「昨日も大概寒かったけど、今日はその倍は寒いな」
「うん……」
「いま何度?」
「うーと、じゅうななど」
室温こそ昨日と大差ないものの、壁から伝わる冷気の質が明らかに違う。
ファンヒーターの熱風が、まるで頼りない灯火のようだ。
「ゆたんぽ、きょうもする?」
「する」
「はい」
「あ、ちょっと待って」
「?」
立ち上がりかけたうにゅほを制し、言葉を継ぐ。
「まず、この寒波に真っ向から挑んでみようと思う」
「……そとさむいよ?」
「外には出ない」
「?」
うにゅほが小首をかしげる。
「己の肉体ひとつで、寒波に打ち勝ってみせる!」
「ぐたいてきには?」
「エアロバイクを漕ぐ」
「……?」
「エアロバイクを思い切り漕いで、発する熱気で部屋を暖めてみようかと」
「あー」
うにゅほが、うんうんと頷く。
「◯◯なら、できるかも」
「伊達に、いるだけで部屋が暑くなるとか言われてないからな」
初めてそう言われたときは、ちょっとショックだったけど。※1
冷え切った廊下からエアロバイクを運び込み、意気揚々と跨る。
「いざ!」

──三十分後、

「……寒い」
「さむいねえ……」
完全敗北である。
「ストーブ消すのはやり過ぎだったな……」
「つけていい?」
「つけてくれ」
大寒波ってスゴイ。
僕は改めてそう思った。

※1 2017年10月8日(日)参照
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