2017
09.11

うにゅほとの生活2110

2017年9月11日(月)

ミント味のボトルガムを口の中へと放り込み、噛み潰す。
途端、
「──ひッ、きし!」
くしゃみが暴発した。
「ミント味のガムを食べるとくしゃみが出るの、なんでなんだろうなあ……」
うにゅほが、目をぱちくりさせる。
「そなの?」
「××、出ないのか?」
「うーとね、みんとあじすきくないから、わかんない」
そうだった。
初めて食べたときなど、反射的に吐き出してしまったくらいだ。
「なんか知らんが、出る」
「すーすーするからかな」
「そうかもしれない」
もっち、もっち、もっち、もっち。
「でも、いざ噛み始めたら、もう出ないんだよなあ」
「ふしぎ」
「ミントに慣れるのかも」
「なるほど」
もっち、もっち、もっち、もっち。
「××も試してみる?」
「?」
「くしゃみが出るか、出ないのか」
ボトルからガムをひとつぶ取り出し、うにゅほの眼前に差し出した。
「……からくない?」
「辛い」
「すーすーしない?」
「まあ、ひとつぶなら大したことはないかな」
「……じゃー、ひとつだけ」
「あーん」
「あー」
うにゅほの舌に、ガムを置く。
恐る恐るひと噛みしたあと、
「──……ッ!」
思い切り顔をしかめた。
「はらい……」
「出しちゃえ出しちゃえ」
うにゅほの口の前に手を差し出す。
「んべ」
吐き出されたのは、ほとんど元の形を残したミントガムだった。
「──…………」
しばし逡巡したのち、ティッシュにくるんで捨てる。
「くしゃみ、でなかったね」
「出る前に吐き出しちゃったのかも」
「あー……」
ミント味のガムでくしゃみが出るのは、よくある現象なのだろうか。
アレルギーとかではありませんように。
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