2017
08.20

うにゅほとの生活2088

2017年8月20日(日)

自室の小型冷蔵庫を覗き込みながら、呟く。
「……これは、まずい」
「うん……」
「これはまずいと思い始めてから、何ヶ月経ったっけ」
「……さんかげつくらい?」
「たぶん、もっとかな」
「もっとかー……」
何がまずいのかと言えば、ズバリ、冷蔵庫の霜である。
幾度も解けて固まって、もはや巨大な氷塊に近い。
「まえ、しもとりしたとき、ちいちゃいバケツつかったけど……」
「駄目だ。ぜんぜん容量が足りない」
「うん……」
ですよねー、という表情を浮かべ、うにゅほが頷く。
「これは、日向に放置しておくしかないですね」
「そと?」
「ベランダでいいか」
「きょう、あつーいもんね」
「俺が運ぶから、物とかどけてくれるか」
「はーい」
冷蔵庫をベランダへと運び出し、太陽の方角に向けて扉を開ける。

がたん!
がらん、ごろ、──どざッ!

「──…………」
「いま、なんのおと?」
「入れっぱなしだったペプシのペットボトルが地面に落ちる音……」
「わあ!」
どうして確認しなかったのか。
「破裂してないかな……」
「みてくる!」
しばしして、うにゅほがペットボトルを持って戻ってきた。
「だいじょぶだった」
「貸してみて」
「はい」
ペットボトルを受け取り、腹のあたりを押してみる。
「……固い」
炭酸ガスでパンパンになっているらしい。
「これ、家の中では絶対に開けないように」
「ぶしゅーってなる?」
「天井まで飛び散る」
「わー……」
冷蔵庫の霜は、幾度かマイナスドライバーで掘削することで、夕刻までにはすべて除去することができた。
面倒がらず、次は早めに霜取りしよう。
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