2017
07.24

うにゅほとの生活2060

2017年7月23日(日)

「ただいまー」
資格試験を終え、解放感に背筋を伸ばしながら帰宅した。
「おかえり!」
うにゅほの頭をぽんぽんと撫でて、自室へ向かう。
「ね」
「んー」
「どうだった?」
「うん……」
芳しくない俺の反応に、うにゅほの表情が曇る。
「……だめだった?」
「正直、わからん」
「わからんの」
「半々くらい」
「はんはん……」
「一次と違って自己採点できないから、結果発表を待つしかない」
「けっかはっぴょう、いつ?」
「えーと──」
カバンから受験票を取り出し、確認する。
「書いてないなあ」
「あさってくらいかな」
うにゅほの言葉に、苦笑する。
「明後日にわかれば、ハラハラしなくていいんだけどな」
「だめかー」
「国家資格だし、受験者も多いから、一ヶ月はかかるんじゃないか」
「ながいねえ……」
「そんなもんだよ」
カバンを床に下ろし、ベッドに倒れ込む。
「──ともあれ、終わった!」
ごろんごろん。
「もー勉強しなくて済むぞー!」
「おつかれさま」
「うむ」
「ひざまくら、していい?」
「天国かな」
「うへー……」
ベッドの端に腰掛けたうにゅほのふとももに頭を預ける。
「がんばった、がんばった」
なでなで。
「……三十分くらい仮眠していい?」
「うん」
眼鏡を外し、うにゅほに渡す。
そして、そのまま目を閉じた。
疲れていたのか、夢は見なかった。
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