2017
07.13

うにゅほとの生活2049

2017年7月12日(水)

「……暑い」
「あちーねえ……」
大きく開いた窓から夜風が入り込み、静かに頬を撫でていく。
エアコンは快適だが、たまにはこうして自然の空気に触れるのも良いものだ。
「それにしても、暑い……」
「うん」
「──…………」
「──……」
「さて、問題です」
「はい」
「夜風は涼しいのに、どうして暑いのでしょうか」
「くっついてるから」
「正解!」
「うへー……」
「うへーではなく」
それも、尋常なくっつき方ではない。
ダッコちゃん人形の如く、俺の左半身にべったりと抱き着いているのだ。
役得な位置にある左腕だが、だんだん感覚が麻痺してきた。
「暑い……」
「あちーねえ」
「××さん」
「はい」
「せめて、膝の上に来ませんか。腕が痺れてきた」
「うん」
うにゅほが、俺の膝に腰を下ろす。
こちらを向いて。
「××さん」
「はい」
ぎゅー。
正面から抱き締められる。
嬉しいが、暑い。
「今日は、随分と甘えっ子だなあ……」
「だって」
「だって?」
「あした、◯◯、だいちょうないしゅちょう……」
言えてない。
「あー、ポリープ見つかったら一泊二日の入院だからか」
「うん……」
それが寂しくて仕方がないらしい。
「大丈夫──と、言いたいんだけどなあ」
断言したいのだが、ポリープがある気がしてならないのだった。
「あした、がんばってね……」
「頑張る」
ポリープが見つかった場合、明日の日記はお休みとなります。
御了承をば。
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