2017
04.21

うにゅほとの生活1968

2017年4月21日(金)

「ぬー……」
眠い。
眠いときは、何をしても眠い。
「──…………」
うと、うと。
半分寝ながら朝食を口に運んでいると、
「?」
隣に座っていたうにゅほが、唐突に、俺の鼻の頭を押した。
「いて」
「あ、ごめんなさい……」
「鼻、どうかしてる?」
「あかい」
「できものかな」
「ぷち、ってかんじじゃないよ」
「ぷち?」
「にきびみたいかんじ」
「ではないと」
「うん」
よくわからなかったので洗面所へ向かう。
鏡の向こうに、ボサボサ頭の眠そうな男が立っていた。
「あー……」
鏡面に顔を近づけてみると、たしかに鼻の頭が赤い。
指先で触れると、痛い。
「……なんか、奥のほうが腫れてる感じだなあ」
「おく?」
「毛穴の奥……?」
「けあなの」
「ごめん、適当言った」
「オロナインぬろ」
「オロナインって、できものにも効くんだっけ」
「きくよ」
「そうなんだ」
「にきび、ふきでものって、こうのうのとこにかいてる」
「なら効くな」
「きく」
朝食をたいらげたあと、鼻の頭にオロナインを塗って上から絆創膏を貼った。
「似合う?」
「あはは、にあう!」
「それじゃ、二度寝します」
「おやすみなさい」
次に起きたのは、正午近くになってからだった。
いつの間にか枕に顔を突っ込んでいたので、それを見越して絆創膏を貼っておいてよかった。
外出するときは、さすがに剥がすけれど。
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