2017
03.15

うにゅほとの生活1931

2017年3月15日(水)

「はー、さむさむ……」
摩擦熱で暖を取るために、両手をすりすりと擦り合わせる。
「三月も半ばなのに、まだ寒い」
「そだねえ……」
「膝カモン」
「はーい」
うにゅほを膝の上に乗せ、そのほっぺたを両手で挟む。
「ふめたい」
「冷たいんだよ」
むにむに。
「うぶぶ」
「××のほっぺたも冷たいなあ」
「うん」
「××の手は?」
「はい」
小さなうにゅほの手のひらが、さらに上から俺の手に添えられる。
「冷たい」
「つめたいの」
うにゅほには冷え性の気がある。
「その様子だと、爪先はもっと冷たそうだなあ」
「うん……」
「靴下履かないから」
「う」
「まあ、俺も履いてないけどさ」
どうにも靴下の嫌いなふたりである。
「ストーブをつけよう」
「うん」
チェアを滑らせ、ストーブの前に移動する。
「ぴ」
うにゅほが爪先で電源を入れる。
見事な連携プレイである。
「はやく春が来ないかなあ……」
「すぐくるよ」
「明日?」
「そんなにすぐじゃないかも……」
長い冬にはもう飽きた。
雪解けを願う。
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