2016
12.06

うにゅほとの生活1832

2016年12月6日(火)

「♪」
繋いだ手を引きながら、うにゅほが俺を先導する。
「ヨドバシ、ひさしぶりだねえ!」
「そうだな」
「あ、すいはんきみたい」
何故。
買い替える予定ないぞ。
「そうじきもみたいなあ」
「用事済ませたあと、ぐるっと見て回ろうな」
「うん!」
「ところで──」
「うん?」
「どこを目指してるんだ?」
「──…………」
ぴたりと足を止める。
「どこいくんだっけ……」
「一階」
「あいふぉんのガラスかうんだよね」
「そうそう」
両親と弟が機種変更をするため、新しい液晶保護ガラスを買いに来たのだった。
有り体に言えば、おつかいである。
「……絶対、携帯関係は全部俺にまかせとけばいいって思ってるよな」
「あはー……」
うにゅほが苦笑する。
「べつにいいけどさあ……」
引きこもりがちな俺にとって、外出する口実は貴重である。
いまいち納得いかないけれど。
「おとうさんだけ、あいふぉんせぶんだっけ」
「使いこなせないくせに、新しもの好きなんだよな」
「いやほんのあな、ないんだよね」
「よく知ってるな」
「あななかったら、いやほん、どうするの?」
「頑張って聞く」
「がんばって……」
「嘘。充電する穴から聞けるらしい」
「ふうん……」
うにゅほが小首をかしげる。
「なんでなくしたんだろうね」
「さあー」
こちらが知りたいくらいだ。
三人分の液晶保護ガラスを購入したあと、店内をゆっくりと見て回った。
一階エレベーター傍の27インチ液晶タブレットに描かれたドラえもんを見た方へ。
それは、うにゅほの作品です。
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コメント
あら、いいなぁ。見てみたかった(関西在住)
いつもお二人のお話に癒されています。ありがとう。
まさこdot 2016.12.07 22:16 | 編集
こちらこそ、いつも読んでいただきありがとうございます
八白dot 2016.12.07 23:05 | 編集
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