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2012
02.23

うにゅほとの生活91

2012年2月23日(木)

まだ完調とは言いがたいが、外出しなければならなくなった。
DVDの返却期限が今日であることに気づいたためである。
夜の帳に呼応するように凍結した路面は、慣れた者にも傾注を強いるほど、滑った。
二度ほどコントロールを失ったのだが、うにゅほはそれが楽しいらしい。
修理費用のことを考えなければならない俺は、とても笑っていられない。
ともあれ、うにゅほは絶叫マシンと相性が良さそうだ、と思った。
ゲオに着き、返却ボックスに手提げ袋を放り込んで、新刊コーナーへ向かった。
イカ娘11巻があった。
新刊コーナーで見かけるたび、何巻まで持っていたか確証が持てず、買い逃してきた11巻である。
本棚には、10巻までしかなかった気がする。
気がする、のだが。
どうにも自分の記憶に信用が置けず、うにゅほに尋ねた。
「イカ娘って、何巻まで持ってたっけ」
うにゅほは渋い表情を浮かべながら小首をかしげ、
「10巻……?」
と答えた。
まあ、二人ともそう記憶しているなら、そうなのだろう。
イカ娘11巻を購入し、DVDをいくつか見繕って、帰宅した。
俺は漫画を購入しても、すぐには読む気にならず、しばらく置いておく。
うにゅほはその逆だ。
袋から上機嫌でイカ娘を取り出すうにゅほを尻目に、本棚を確認した。
イカ娘は、10巻までしかなかった。
記憶通りであることに満足してチェアに腰を下ろしたとき、うにゅほの様子が不審なことに気づいた。
とても精読しているとは思えない速度でページをぱらぱらとめくり、顔色もひどく悪い。
もしかして、と思い、うにゅほから11巻を取り上げた。
開く。
読んだ記憶がある。
「ごめ……ごめんなさい……」
と、取り返しのつかないことをしてしまったレベルの謝罪をするうにゅほの頭を撫でながら、考えた。
本棚に11巻はなかった。
なら、どこに?
他にありそうな場所と言えば、うにゅほが枕元に積んである、読みさしの漫画のなかである。
探すと、あった。
やっぱりうにゅほのせいだったので、ほっぺたをつまんでうにゅんとしてやった。
値の下がらないうちに、古本屋で売ってしまおう。
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