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2016
04.21

うにゅほとの生活1604

2016年4月21日(木)


「──……暑いー」

羽毛布団を蹴り上げる勢いで上体を起こす。

春眠暁を覚えずとは言うが、この陽気ではおちおち昼寝もできやしない。

「ねれない?」

「寝れないです」

「まどをあけましょう」

「お願いします」

うにゅほが南西側の窓を開けると、酸素をたっぷりと含んだ新鮮な空気が漂ってきた。

「すずしい?」

「涼しいです」

「ねれそう?」

「たぶん」

もぞもぞと布団に潜り込むことしばし、

「──……寒い」

「さむい?」

「肌寒い」

四月も下旬とは言え、窓を開けたまま眠れるほど暖かくはないようだ。

「まど、しめましょう」

「お願いします」

しばしして、

「──……暑い」

「うん」

すべてを許容する瞳で、うにゅほが苦笑する。

「これもう寝るなってことだな」

「でも、あんましねてないんでしょ」

「三時間くらいは寝た」

「それ、あんましねてないっていう」

「まあ……」

八時間寝ないともたない体だ。

パソコンチェアに戻っても、船を漕ぐのが目に見えている。

「もうすこし涼しくなってから寝るよ」

「よる、ねれなくならない?」

「大丈夫、大丈夫」

たぶん。

「しごと、できる?」

「大丈夫、大丈夫」

きっと。

無事に日記を書いているということは、なんとかなったということだ。

ポンコツな体との付き合い方は心得ている。

今日は早めに寝よう。

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