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2015
09.25

うにゅほとの生活1397

2015年9月25日(金)

「◯◯、ざらめせんべいあった」
「食べる食べる」
「はい」
うにゅほからせんべいを一枚受け取り、包装を破る。
ザラメせんべいは、けっこう好きだ。
「いただきます」
「あ、わたしも」
「はいはい」
「いっせーのーで!」
うにゅほの合図に合わせ、ザラメせんべいに齧りつく。
ぱり。
「──……?」
かりかり。
「……甘くない?」
なんだか妙な風味だった。
「しょっぱい……?」
「いや、甘い。すっぱい。なんだこれ」
上半分を破り捨てた包装に目を落とす。
「梅ザラメ……」
「うめざらめ」
「甘じょっぱいものに更にすっぱいものを足しやがった!」
そりゃあ味覚も混乱するってものである。
「うと、あまじょっぱすっぱい?」
「甘じょっぱすっぱい、だな」
「はー……」
ぱり。
うにゅほがふたくちめを食べる。
「──すっぱ、あま、じょっぱい。すっぱい。うん」
うんうんと頷く。
「……美味いか?」
「おいし、く、は……ない?」
「美味しくないよなあ」
食べられないほど不味くもないが、普通のザラメせんべいを期待した舌にはそぐわない。
「……これ、コーヒーと一緒に食べたらどうなるかな」
「あま、じょっぱ、すっぱ、にがい?」
「うん」
「はー……」
うにゅほが目を白黒させる。
「まあ、コーヒーはないんだけど」
「あ、いちみとうがらし、かける?」
「甘じょっぱすっぱ辛いのか……」
それはなんか想像できるな。
「……まあ、食べものをおもちゃにするのもな」
「そだね」
あまり美味しくない梅ザラメせんべいを適当にたいらげたあと、口直しにかりんとうを食べた。
牛乳と一緒に食べるかりんとうは、美味い。
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