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2014
07.26

うにゅほとの生活972

2014年7月26日(土)

今日は、祖父の四十九日法要──だと思っていた。
四十九日法要は、昨日母親らのみで済ませており、今日は納骨と会食だけらしい。
俺がその事実を知ったのは、今朝、出発する直前のことだった。
「……××、知ってた?」
「うん」
こくりと頷く。
「弟は?」
「なんか、兄ちゃんだけ情報遅れるよな」
「昔からそうなんだ……」
この現象は、家族内だけでなく、友人間でも頻繁に起こる。
決してハブられているわけではないのに、何故か情報が回ってこないのだ。
「……よくわからんけど、なんか知ってそうな顔してるらしい」
「あー」
「あー」
うにゅほと弟が同時に頷いた。
「いまいち納得いかないんだけど……」
そんな会話を交わしながら、霊園までの道中を過ごしていた。

納骨をあっさりと済ませ、やたら豪華な管理事務所で会食と相成った。
「お、売店あるぞ」
「おー」
ぐるりと回ってみる。
「……供物とか、仏花とか、まあ、霊園って感じだな」
「あ、ゆうばりメロン」
「夕張メロンの、なに?」
「……キャラメル?」
「んー」
うにゅほの指さした箱を手に取る。
「キャラメル──じゃ、ない」
「なに?」
「夕張メロン線香……」
「おせんこう?」
なんだこの商品。
身箱をずらすと線香の束が覗いたので、すこし匂いを嗅いでみた。
「うわ、メロンっぽい」
「ほんと?」
すんすん。
「……うぇ」
「ちょっと気持ち悪い甘さだよな」
「うん……」
「隣のミルキーも線香なのかな」
「かぎたい」
すんすん。
「……おぇ」
うえってなるのに嗅ぎたいらしい。
「ちょっと面白そうだし、ミルキー線香ひとつ買って帰ろうか」
「ひーつけたらどんなにおいかな」

──と、購入したミルキー線香(650円)を、管理事務所に置き忘れてきてしまったのだった。
ごめん、うにゅほ。
見かけたら買い直そう。
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