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2014
07.22

うにゅほとの生活968

2014年7月22日(火)

俺の寝床は自室のソファだが、うにゅほ起床後はうにゅほの寝床に移動することが多い。
いくら慣れたと言え、ソファは長椅子であり、寝具ではない。
眠りが浅いのは当然と言える。
「──……う」
アイマスクを外すと、ぼんやりと天井が見えた。
「……あふぁ」
大あくびをしながら起き上がり、カーテンを開けてから自室を出る。
「あ、おはよー」
「おはよ」
うにゅほがテレビを見ていた。
内容は覚えていない。
「なんか食べるもんある?」
「うと、きょうはごはんないから──」
しばし思案し、
「……カップめん?」
「他は?」
「たまごやく?」
「白飯がないとなあ……」
まあ、いいや。
腹は減っているが、空腹には慣れている。
魚肉ソーセージのフィルムを剥き、マヨネーズを垂らして食べることにした。
すると、
「──……ん?」
なにか違和感がある。
ソーセージを咀嚼する顎を止め、舌で口内を探る。
「──…………」
なにか、とても細いものが、口のなかに紛れ込んでいるような──
指先で「それ」をつまみ、引っ張る。
ずる。
ずる。
ずる、ずる、ずる、ずる。
「んお……」
引っ張っても引っ張ってもずるずる出てくる。
それは、うにゅほの髪の毛だった。
「……××、口から××の髪出てきた」
「え!」
「ほら」
「ほんとだ……」
寝ているときに口に入ったのは間違いないが、60cmはあろうかと言うロングヘアが偶然すっぽり収まるはずはない。
たぶん、夢のなかでもぐもぐやっていたのだろう。
口から長い髪の毛が出てくるというのは、もはやちょっとしたホラーである。
飲み込まなくてよかった。
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