FC2ブログ
2014
06.26

うにゅほとの生活942

2014年6月26日(木)

「──手が熱い」
「?」
「指を鳴らしたら火が出るかもしれない」
「でるの?」
「出ない」
うにゅほのほっぺたを両手で包み、
「あ」
ぶにい、と押し伸ばす。
「あぷい」
「な、熱いだろ」
うんうん、と頷く。
「ねつありそう」
「あるだろうなあ」
「はからない?」
「測らない」
「うー……」
俺は、体温計不要論者である。
ただし風邪に限る。
よくわからないけど、基礎体温とかは測ったほうがいいと思います。
「××、心配しなくていいよ。病院行くから」
「いくの?」
「行く」
「よかったー……」
うにゅほが、ほっと胸を撫で下ろした。
心配性だもんなあ。
「かぜかな」
「風邪──……じゃ、ないと思う」
「?」
「嫌な予感、というか、確信があるんだ……」
「なに?」
「数日中にわかる」
かかりつけの病院で採血をし、帰宅した。
明日には結果が出る。
間違いなくあれだろう。
心配そうなうにゅほの頭をうりうりと撫でて、ソファに腰を下ろした。
薬が増えようと、もうなにも感じない。
不健康であることに慣れすぎてしまったのだろうな。
スポンサーサイト




トラックバックURL
http://neargarden.blog68.fc2.com/tb.php/1080-46126120
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top