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2018
09.25

うにゅほとの生活2485

2018年9月25日(火)

泥酔しながら日記を書く愚をお許し頂きたい。
「はい」
ビニール袋から数本の缶を取り出し、デスクの上に置く。
「こないだの99.99を、三本買ってきました」
「さんぼんも」
「度数3%のチューハイ三本分のアルコールが、この缶の中に詰まっているわけです」
「じゃあ、きゅうほんぶん?」
「そうなる」
「のみすぎとおもう……」
「あれだけ飲みやすいと、マジで9%なのかちょっと気になってさ」
「◯◯、じぶんのからだつかったじっけん、すきだねえ」
「自分の体を使うぶんには、誰も文句言わないからな」
「わたし、もんくいう」
「──…………」
「──……」
「ごめんなさい」
「いちにち、いっぽんにしよ」
「三本!」
「……にほん」
「三本!」
「ゆずるきない……!」
「今日は酔いたい気分でして」
「もー」
うにゅほが、小さく肩を落とす。
「はいてもしらないからね」
「はい」
「せなかなでるしか、しないからね」
優しい。
「では、さっそく」
カシュッ!
99.99のクリアドライをひとくち飲む。
「……相変わらず、ちょっとアルコールの入った炭酸水って感じしかしないなあ」
「おいしい?」
「ちょっとアルコールの入った炭酸水の味」
「おいしくない?」
「普通」
「──…………」
「……舐めてみる?」
「なめる!」
うにゅほに缶を渡す。
ぺろ。
「……んー」
「どう?」
「しゅわしゅわする」
「うん」
「あまくない」
「うん」
「おさけ?」
「飲めばわかるけど、お酒なんだよこれ」
「のんじゃだめ?」
「ダメ」
「うー」
うにゅほが飲んだら、収集つかなくなるからな。

日記執筆現在、二本目を飲み終えたところである。
「……◯◯、だいじょぶ?」
「大丈夫、大丈夫。ほら、日記も書けてるし」
「そだけど」
「まあ、三本目は、すこし酔いが覚めてから飲むよ」
「うん」
99.99、なかなか手強いチューハイである。
読者諸兄も、飲むときは御注意を。

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2018
09.24

うにゅほとの生活2484

2018年9月24日(月)

「♪」
さり、さり。
さり、さり。
うにゅほが楽しげに俺の頭を撫でる。
それもそのはず、1000円カットで丸坊主にしてきたばかりなのだ。
「××さん、楽しそうですね」
「たのしい」
「そんなに撫で心地いいですか」
「いい……」
もう夢中である。
「◯◯、ずっと、まるぼうずにするの?」
「うーん……」
思案し、答える。
「一度坊主にすると、伸ばしにくいんだよ」
「そなの?」
「坊主は、頭髪のすべてが、ほぼ同じ長さだろ」
「うん」
「同じ長さの頭髪が、同じ速度で伸びたら、どうなると思う?」
「──…………」
しばしの沈黙ののち、
「なでごこち、わるくなる……」
「そういうことではなく」
「……?」
うにゅほが小首をかしげる。
「上にも、下にも、前後にも、左右にも、同じ長さのまま髪が伸びると、シルエットがきのこみたいになるんだよ」
「あー」
うんうんと頷く。
「ちょっと、かっこわるいねえ……」
「だいぶカッコ悪い」
「だいぶかー」
「だから、そうなる前に、また丸坊主にしてしまう。無限ループだ」
「なるほど……」
「横だけ刈り上げるって手もあるんだけど、1000円カットに期待すると痛い目を見るからな……」
経験談である。
「雪が降る前には、このループから抜け出したい」
「さむいもんね」
「ほんとな」
頭寒足熱とは言うが、限度がある。
ちょうどいいところで髪が伸びなくなる機能が欲しい今日このごろだった。

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2018
09.23

うにゅほとの生活2483

2018年9月23日(日)

良いことがあったので、久し振りにチューハイを買い込んだ。
「ぐへへ……」
カシュッ!
巷で話題の99.99のクリアレモンを開封し、ひとくち。
「──…………」
もうひとくち。
「……マジか」
「?」
膝の上のうにゅほが小首をかしげる。
「おいしいの?」
「美味しいとか、美味しくないとか、それとはちょっと違う次元の話でして」
「……?」
うにゅほが、先程とは反対側に、大きく首をかしげる。
「これ、度数が9%のチューハイなんだけどさ」
「きゅーぱーせんと」
「チューハイとしては、かなり高いほうなんだ」
「そなんだ」
「参考までに、ビールが5%くらい」
「たかい!」
「倍近い」
「ばいちかい……」
「甘さで誤魔化してる同じ度数のチューハイを何度か飲んだことあるんだけど、アルコール臭さが逆に際立って、俺は苦手だったんだ」
「これは?」
「これは、甘くない」
「あまくないんだ」
「そして、異常に飲みやすい」
「あまくないのに?」
「水とは言わない。間違いなくお酒だ。でも、下手なチューハイよりカパカパ行けてしまう」
「へえー……」
うにゅほが興味を示したので、先回りして答える。
「ダメだぞ」
「……なめるのもだめ?」
「ダメ」
「だめか……」
「さあ、ペプシをお飲み」
「はーい」
うにゅほを酔わせると、ろくなことにならない。
今日のところはペプシで我慢してもらおう。

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2018
09.22

うにゅほとの生活2482

2018年9月22日(土)

「……寒い」
室内にいるにも関わらず、妙に冷える。
「そろそろ甚平もお役御免かな」
「──…………」
うにゅほが本棚の下段を覗き込む。
「やっぱし……」
「何が、やっぱしなんだ?」
「◯◯ね、ねてるとき、せきしてたの」
「そうなの?」
まったく記憶にない。
「でね、いま、にじゅうろくどある」
「……寒くないな」
「かぜ、ひきはじめかも」
「風邪の匂いは?」
「ねてるときかいだけど、まだしない」
「そっか」
うにゅほは、俺の体調を、匂いで判別することができる。
「あったかくして、あんせいにしましょう」
「寝たほうがいい?」
「ひきはじめだから、いまねたら、よるねれなくなるとおもう」
「たしかに」
「まってね、くつしただす」
「ありがとう」
うにゅほが持ってきてくれた冬用の靴下を履いて、チェアに腰を落ち着ける。
「ふー……」
「で、わたしだっこして」
「はいはい」
膝の上に座ったうにゅほを、背中から抱き締める。
「あったかい?」
「あったかいです」
「よし」
自身の体を湯たんぽとして取り扱う。
なんというか、この上もなくうにゅほらしい。
「かぜのにおいしてきたら、よこになろうね」
「しないように頑張る」
「そか」
考えてみれば、季節の変わり目だものな。
悪化しないように気をつけよう。

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2018
09.21

うにゅほとの生活2481

2018年9月21日(金)

「──……あふ」
朝起きてまず最初にすることは、PCのロック状態の解除である。
誰に見られるわけでもないが、なんとなく習慣となっている。
マウスを軽く動かすと、自動的に切れていたディスプレイの電源がつく──はずだった。
「あれ?」
電源が一瞬だけつき、すぐに切れる。
電源が一瞬だけつき、すぐに切れる。
そのサイクルを繰り返すばかりで、一向に安定しない。
「……やばい、壊れたかも」
「え!」
座椅子で漫画を読んでいたうにゅほが、驚きの声を上げる。
「ぱそこん、こわれたの……?」
キーボードでサインイン用のパスワードを入力し、エンターキーを押す。
すると、サブディスプレイに、ブラウザとtwitterクライアントが表示された。
「いや、パソコンというか、メインディスプレイが怪しい」
「ひだりのがめん?」
「そう」
「ほんとだ、ついたりきえたりしてる……」
「接続の問題かもしれない」
PC本体の後ろへ回り込み、HDMI端子を抜き差しする。
「──あ、なおった!」
「直った?」
「ほら!」
PCデスクの前へ戻ると、ちゃんと画面が表示されていた。
「……本当に、接続が悪かっただけなのかなあ」
妙な挙動をしていたのが気に掛かる。
「とりあえず、しばらく様子を見るしかないか」
「そだね」
「ダメそうなら、新しいの買う」
「チェアかったばっかしなのに、おかねかかるね……」
「PC回りは不自由がないようにしておかないと、QOLが下がるからなあ」
「きゅーおーえる?」
「クオリティ・オブ・ライフ。生活の質、みたいな」
「せいかつのしつ……」
「よくわからんか」
「よくわからん」
うにゅほのおかげで爆上がりしているものである。
とは言え、一日のほとんどをPCの前で過ごす俺にとって、デュアルディスプレイをシングルに戻されることは相当なストレスとなる。
早め早めに買っておくのがいいかもしれない。

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